雪平鍋を買い替えました。

雪平鍋というのは、元々は陶器の鍋で、在原行平が須磨で海女に潮を汲ませて塩を焼いた事によるらしいのですが、現在では金属製の鍋で、行平と書かず、雪平と書きますね。

雪というのは、煮詰めた塩の結晶が雪のようであったとか、金属製になってからの打ち出しが雪のひとひらみたいだとかの説があるのですが、まあ、気にしないで行きましょう。

この形状の鍋は、1つあると便利、使い勝手が良い鍋です。キッチンの必需品です。1番よく使うと言っても過言ではありません。安く買うのは当然ですが、安物を買っては意味がありませんよね。

アルミの怖さ

さて、雪平鍋はアルミ製が一般的ですし、安いです。もちろん熱伝導率が良いのでアルミは良い材質です。

しかし、我が家ではアルミ製の調理器具は、全部処分済みです。

アルミがアルツハイマー(痴呆症)の原因物質の疑いが強いので、疑わしきものは罰しろというスタンスです。ちなみに健康に関するものは、疑わしいことは、排除するのが鉄則です。

また、アルミは酸に弱く、酢などで容易に溶けます。

溶けたアルミは食べてしまうわけですから、疑いがなくても良いわけではありません。鉄であれば鉄分の補給になりますが、アルミは人類が使い出してから百年そこそこ、人の体にとって安全が確定しているものではないのです。

と言うわけで、銅製と、ステンレス製で悩みました。熱伝導では銅ですが、やはり手入れが面倒です。

ステンレス

と言うわけでステンレスに決定です。ステンレスにもクロムとかニッケルとか入っていますが、六価クロムとは違い、単体のこれらは無害です。それにステンレスの不動態膜は簡単には溶けません。溶けたら錆びています。

そして、ステンレスの良いところは、IHで使える(使えないステンレスもあります)と言うことです。我が家はIHではないのですが、鍋って良い物を購入すれば、驚くほど持ちますよね。将来、IHにしてしまったり、IHの卓上コンロを使うかもしれないからです。

ステンレスと決定したところで、日本製に決定です。(もしくは欧米製)中国製はとかのステンレスは、配合がいい加減なものが多く、JIS規格に通らないならまだしも、平気で錆びたりします。ステンレスは合金ですし、色々な種類のものがあります。実際、どんな物質が入っているか信用できない国の物は使えません。

日本製のステンレス品であれば、少なくともJIS規格の品質の配合のものですからね。

ヨシカワステンレスの雪平鍋

雪平鍋は誰々さん監修とかの結構高い物がありますが、日常使いですから基本を押さえた定評のある物で十分です。と言うわけで、ヨシカワステンレスの雪平にしました。

サイズは、迷うことなく、18センチです。

このサイズはひとり分のインスタントラーメンが作りやすいサイズです。小さいと入らず、大きいとラーメンがお湯にかぶりません。そして、ふたり分のインスタントラーメンも作れるサイズです。

樂天で、ヨシカワステンレスの雪平鍋、18センチ、2000円程度です。

雪平鍋

届きました。梱包クッション材を取り除いた所です。

ヨシカワステンレスの雪平鍋

アップ写真です。200VのIHでも使えると書いてあります。

ヨシカワステンレスの雪平鍋

説明書きの一部です。クロム18%と書いてあります。18%は通常JIS呼び名、SUS316で、良いカトラリーや流し台に使われる品質の良いステンレスです。安いステンレスが磁石に付くのとは違い、磁石に付きません。

しかし、この鍋は磁石に付きます。もちろん磁石に付かなければ、IHで使えません。冷間加工を加えると加工部分の金属組織がマルテンサイトという金属組織になり、磁石に付くようになりますが、おそらく冷間加工をしていると思いますが、ニッケルを抜いてあるかも知れません。

ヨシカワステンレスの雪平鍋

側面は、鏡面加工をしてあります。綺麗ですし、汚れが付きにくいですね。雪平特有の打ち出しもしてあります。この打ち出しは、表面積を広げて熱が伝わりやすくするためです。

雪平鍋

内部です。水量のメモリ付きです。これは非常に便利です。インスタントラーメンに良くある500CCのところが、メモリとメモリの中間部なのが惜しいところです。

雪平鍋

裏面です。分かるでしょうか、SG-CH・IHマークが付いています。ハロゲンヒーターでも、IHヒーターでも、もちろんガスでも、事故が起こったら保証すると言う、財団法人製品安全協会が定めた認知基準に適合している製品に表示されるマークです。

雪平なべ

柄の所には、誇らしげに日本製のシールがありますね。今回、柄を木製のものにしましたが、やはり持ちやすい、軽い、熱くならないという理由です。金属製の柄の方が取れにくいという利点はありますが、木製でもそんなに取れる物ではありません。

また、ヨシカワステンレスの雪平鍋の柄は、鍋にスポット溶接してある金属枠に差し込み、横からビス留めになっています。ぐらついたら、ビスを外し、柄を抜き、位置を変えて差し込み直し、ビズ止めをし直すことで、自分で修理が出来ます。そのビスも変えられます。しようと思えば柄を交換することもできます。柄は別売で売っています。木製の柄でも一生使えます。

柄通しの溶接したボルト絞めだと、そのねじが駄目になると自分で直せません。実は前の雪平がそうでした。鍋は大丈夫なのに使えなくなりました。

雪平

柄の部分の加工です。説明はないのですが、なかなか考えてあります。小さな穴が開けてありますね、木ねじのフックをここにねじ込んでいけば、色々な所に掛けることも出来ます。

こう言う所って、心憎い配慮です。こういうことをするメーカーって、色々なノウハウを持っている証拠でもあります。

どうですか、鍋1つにもこだわり抜く、私が選んだヨシカワの雪平鍋